コットンラフィアとブークレヤーンのプードルトート

秋冬でもコットンラフィア

以前の記事、「夏だけじゃない!秋冬でもコットンラフィア」の記事でもご紹介いたしましたが、一般的に「夏糸」にカテゴライズされる糸は多々ありますが、その中でもコットンラフィアは軽くて編みやすい上にしっかりしているのが特徴です。

そのためコットンラフィアは、夏だけではなく、秋冬にこそ本領発揮するんです!

以前ご紹介した、モヘアニットと引き揃えにしたクラッチバッグ

軽いからこそ実現

コットンラフィアは、1巻が約200m(約90g)です。つまり、1mあたりがたった約0.45gです。

麻ひもやジュートなどの他の夏糸に比べてもとても軽いですし、紙素材の糸と比べてみても、編み上がりがしっかりしているので、多種多様な用途に使えます。

(実は、海外一流ブランドのお洋服にもコットンラフィアが使われているのですが、、、そのあたりのお話はまた今度ということで)

コットンラフィアのレディースハット124.4g

ちなみに、コットンラフィアの軽さに関する過去記事はこちらを御覧ください。

そんな軽くてしっかりとした編み上がりのコットンラフィアの、秋冬に推奨したい使い方、それは「毛糸と引き揃えで編むこと」です。

毛糸だけで編むとどうなる?

そもそも、一般的な毛糸はマフラーやニット帽、セーターなどを編むのに最適な糸がほとんどなので、柔らかい風合いと伸縮性が特徴で、バッグなどを編んでもバッグ自身を自立させることは困難です。

しかも、中に物を入れた途端、その柔らかい風合いと伸縮性が仇となり、形が変形してしまい、編んだままの美しい形をキープすることもできません。

それでは、コットンラフィアと毛糸を引き揃えで編むと?

それは、こちらを見ていただけると一目瞭然です。

コットンラフィアとブークレヤーンの引き揃え

中に詰め物は一切しておりません。

ブークレヤーンのモコモコの質感のまま、きちんと自立しております。

毛糸だけだと絶対に実現し得ない姿です。

しかもたった200g!超軽量!

しかもこのバッグ、合計200gと超軽量!

ブークレヤーンが140g、コットンラフィアが60gという分量で、サイズ:底20cm✕高さ26cm(持ち手含めた高さ40cm)が編めてしまうのです!!

(ただし、編む方の加減やくせによっては、出来上がり寸法に差が出ます)

使用した糸は?

今回のプードルトートで使用した糸

・コットンラフィア ホワイト1玉(60g分)

・ダイソーのブークレヤーン「わたあめ」クリーム4玉(140g分)

ダイソー「わたあめ」クリーム色

コットンラフィアのみで編む場合は通常かぎ針5号を推奨しているのですが、毛糸との引き揃えなので、8号の針でザクザクと編みました。

みなさんもぜひ、お試しくださいね♪

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